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時流予測2025 ピンチはチャンス

世界はアメリカの相互関税で混乱しているようです。
株価も乱高下しています。
日本では賃上げを伴わない物価上昇や税負担の重さにより国民の貧困化が進んでいますが、
減税しない財務省に対して解体のデモが起きています。
世の中はこの先どうなるのか、なかなか見通しを立て難いと思います。

そのような懸念に右往左往せず、地に足を着けて本業に集中するために、
今回は時流予測についてカンタンに触れてみたいと思います。

最初に結論を申し上げます。
ペットビジネスは、まじめに経営していれば、大丈夫だと思います。
むしろ、追い風が吹くような状況もありうるかもしれません。
ピンチはチャンスです。

何故そうなるかというと、
歴史に学べばそういう結論になるからです。

例えば、約50年~80年サイクルのコンドラチェフの波。
景気循環の波を示していますが、
2025年の現時点は、波のボトム(谷底)に位置しているようです。
言うまでもなく、景気は悪いです。

では、そのように景気が悪化して社会不安が高まると、どうなるか。
大衆は巣ごもりするようになり、癒しを求めて犬猫の飼育意欲が上昇します。

紙面の都合でカンタンな検証になりますが、
例えば、ITバブルが崩壊したのは2000年前後です。
その後、某消費者金融のCMでチワワがブレイクしました。

例えば、リーマンショックは2008年でした。
その後、浅田真央さんのエアロちゃんでトイ・プードルがブレイクしました。
テディベアカットが流行ったのもこの頃からです。

例えば、東日本大震災が発生したのは2011年です。
その後、ミックス犬がジワジワと増加しました。
犬よりもコストのかからない猫の飼育頭数も多くなってきました。

そして、コロナ禍&アメリカの相互関税。
犬猫を無償で入手するオーナーの比率が現在進行形で増えており、
ある調査では、6~7人に1人は無償で犬猫を入手しているようです。

如何でしょうか。
犬猫を飼育したいというのは、縄文時代からの欲求です。
普遍的な欲求ですから、景気が悪化しても、
人はそれなりに工夫して飼育します。

ゆえに、地に足の着いた商売をしていれば、
時流適応し、ペットビジネスは繁盛します。

我々のクライアントでは、
然るべき工夫をしています。
例えば動物病院の予防シーズンは予定通り順調です。
ありがたいことに、業績が自己ベストを更新し、
猫の手も借りたいような状況が頻発しています。

この先も、想像した以上に騒がしい未来が私たちを待っているでしょう。
しかし、ペットという癒しだけで、私たちは強くなれる気がします。
ささやかな喜びに感謝して、素敵なペットやオーナー様とめぐり会いたいですね。
ピンチはチャンス。

【まとめ】
・世の中の経済そのものがおかしくなっているようだ
・ペットビジネスは癒しのビジネス
・ペットビジネスはまじめに経営していれば大丈夫
・追い風が吹くような状況もありうる
・ピンチはチャンス