事業継承について

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フクノカミの事業継承

1)事業承継の“そもそも論”

事業承継(禅譲)の前工程で中長期のシミュレーションをし、
①ビジネスオーナーとして院政を敷くのがよいのか、
②血縁者にバトンタッチするのがよいのか、
③右腕の幹部にMBO(従業員への承継)をするべきか、
④第三者に事業承継するのが現実的なのか、
それぞれを検証し、最適解を提案しています。
※詳細はこちらのブログもご参照ください。

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以降のコンテンツは、
④第三者に事業承継するのが現実的、という判断を前提に取りまとめています。

事業継承

2)事業承継のフロー

当社の事業承継は、譲渡希望者(売手)向けFA、譲受希望者(買手)向けFA、仲介、いずれのケースでも対応可能です。国が創設したM&A支援機関登録制度の登録を受けている会計事務所と協力して、中小企業庁が定めた「中小M&Aガイドライン(第2版)」を遵守しつつ、企業価値評価は相続税法上の評価方式やDCF法のみならず、マーケティングとマネジメントの将来への可能性も現場に精通した独自の管理会計で評価し、売手にも買手にも納得度高くスピーディに承継しています。業務フローは以下の通りです。

[ 譲渡希望者(売手)向けの業務フロー]

譲渡希望者(売手)向けの業務フロー

[ 譲受希望者(買手)向けの業務フロー ]

譲受希望者(買手)向けの業務フローvvv

3)できる限り適切な価額で事業承継するために

会計に関する“そもそも論”ですが、会計には2種類あり、(1)財務会計と(2)管理会計に大別されます。
(1)財務会計は、直近(≒過去)の経営状況を主に税務署に報告するための会計です。
(2)管理会計は、進行期はもちろん、未来への事業計画を実現するための現場目線の会計です。
企業価値(ポテンシャル)を評価するということは、(1)財務会計だけではなく(2)管理会計も併用しなければ始まりません。
(1)財務会計による企業価値の評価は、まず、①財務諸表に基づく純資産価額の評価がされます。ただ、財務諸表は過去の 過ぎ去った情報に過ぎず、現在進行形あるいは近未来の潜在的なポテンシャルは適切に把握できません。
では、潜在的なポテンシャルを評価する(2)管理会計には、どんな考え方があるのでしょう
例えば、動物病院は事業規模や得意分野によって原価率や人件費比率が異なるので、
帰納法である程度のパターンをルール化することが肝要です。
(帰納法とは、複数の事例から共通点を見つけ、これらを統合して結論を導く思考法)
実践的な手法としては②フクノカミ メソッドがあります。
現場で活用している現在進行形のメソッドなので、より適切な企業価値が評価されます。
そのうえで、未来の収益性を演繹法で評価します。(演繹法とは、一般論やルールを用いて関連付けていく手法)
代表的な手法に③ディスカウント・キャッシュ・フロー(DCF)法があります。

これらを併用するので、当社の事業承継は、スピーディかつ納得度高く成就することが可能です。
※詳細はこちらのブログもご参照ください。

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4)創業原点のバトンタッチ

事業承継はマネーゲームではありませんので、現場で“大切にしてきたこと”、つまり創業原点をバトンタッチする相手は、誰でもよいわけではありません。スケジュール的な猶予は限られますが、可能な限り、創業原点をバトンタッチできる相手に事業承継したいところです。そして、従業員や患者様や取引先に迷惑をかけることなく、しっかりと創業原点を遺したいものです。

当社は売り買いするだけのM&A専門ではないので、事業承継の事前も事後も現場に寄り添い、売手も買手もWIN-WINの継続的なコンサルティングが可能です。※詳細はこちらのブログもご参照ください。

フクノカミについて

経営ステージ別 コンサルティングメニューと費用 

※クリックで拡大します。

まずは無料経営相談から

01
「お問い合わせ」フォームから経営相談をお申し込みください。基本的に90分程度のオンラインにて承ります。
→ 基本的に90分程度のオンラインにて承ります。
→ お電話でのご相談をご希望の場合は、その旨を記載ください。

→ 「お問い合わせ」フォームから送信いただいたら、コンサルティングが可能かどうかを確認し回答いたします。

→ コンサルティング可能と判断したら、守秘義務厳守の上、基本的に90分程度の経営相談の日時を決めます。

→ この経営相談(初回)でご負担いただく費用は発生しません。
02
オンライン経営相談でSubject(主観的情報)をお聞かせいただき、経営課題を整理します。
→ 限られた時間を有意義にご活用いただくために、事前にポイントを整理しておかれることを推奨します。箇条書きでも結構です。
→ できるだけ数字を用いた情報でお聞かせいただけるとスムーズです。直近の決算書を3期分ほどご用意ください。
→ ご希望の事業承継スケジュール等をお聞かせください。
03
経営課題に対して、経営指標を元にObject(客観的情報)と照らし合わせます。
→ 一般的な経営指標では本来どうなのか?を照らし合わせます。
04
経営課題に対する第三者の立場からのAssessment(評価)を共有します。

→ 貴社の伸びしろと、あるべき姿を一緒に確認します。

05
コンサルティング(アドバイザリー)の内容と費用をPlan(計画)として提示します。
→ コンサルティング(アドバイザリー)を実行するかどうかをお互いが決めましょう。